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シーリング材が接着しない材料もある?

シーリング材とは、住宅などの建物の 防水性や気密性を高めるために
継ぎ目(目地)や隙間(外壁や窓枠等)に、埋め込む材料 のことをいいます。

しかし、特定の樹脂材料など、接着しないものもありますので
あらかじめ材質を確認することが大切です。


住宅用で使用されるシーリング材には次のようなものがあります。

・変成シリコン系
・ポリウレタン系
・ポリサルファイド系


一般的には施工が容易であることから、1成分形の変性シリコン系のものが多く使われます。
通常、住宅用アルミ建材の表面コーティングに使われるアクリル系樹脂塗料には
1成分形の変成シリコン系でも、接着機能は期待できますが、
特殊な表面コーティングのサッシでは、シーリングとの相性に注意するとともに
接着不良を防ぐためには、適切なプライマー処理が必要となります。


そのほかにも、注意を要する材料についてまとめましたのでご覧ください。

【シーリング材との相性に注意が必要な材料】

・アクリル系の樹脂材料
アルミサッシの特殊な表面コーティングをしたもの

・ポリエステル系の樹脂材料
透湿防水シートなど


【シーリングが接着しない材料の例】

・PE(ポリエチレン)系の樹脂材料
給排気パイプ、エアコンのダクト、換気扇フードなど

・PP(ポリプロピレン)系の樹脂材料
給排気パイプ、エアコンのダクト、換気扇のフード

・ブチル系の樹脂材料
ブチル系の防水テープなど



大阪狭山の大成工業では、シーリング、塗膜防水、FRP防水、ウレタン防水、シート防水、屋根・外壁塗装に関する業務をさせて頂いております。
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2020.10.20

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