業務案内

シーリング工事

建物のあらゆる箇所に必須!

建物の防水において必要不可欠な工事のひとつに、『シーリング工事』があります。
シーリング工事は、外壁同士の目地やサッシとの隙間をゴム状の素材で充填する工法です。
他にも、サッシと窓ガラスの隙間・お風呂の浴槽と壁の隙間・洗面台と壁の接合部など、建物の内外装でシーリングは活躍しています。

サイディングやコンクリートなどのあらゆる外壁材や建材は、春夏秋冬によって違う気温の変化や湿度によって、膨張・収縮を繰り返しています。
それにより圧迫された部材同士がぶつかり合うと、ひび割れや欠損が生じます。

この症状を避けるために、余裕をもたせた部分が「目地」。
「目地の隙間から水分が入り込むのでは?」という心配を払拭するのが、シーリング工事です。

目地に充填されたシーリング材は、風圧や地震の振動がかける建物への負荷を一点に集中させない、まさにクッション材のような存在。
建物にとって一番の“敵”は、雨や湿気などの『水分』。
シーリングはそれらをシャットアウトし、建物の美観性や耐久性・躯体を守るために行います。

シーリング工事画像

主な使用箇所

  • 外壁同士の目地

  • 窓サッシ・玄関サッシと外壁材の隙間

  • お風呂の浴槽と壁の隙間

  • 洗面台と壁の接合部

上記のような箇所で、シーリングのちぎれ・剥がれ・縮み・ひび割れなどを発見したら、お早めにご相談ください。

塗膜防水

シームレスな防水層を形成する

塗膜防水とは、液状の防水材(樹脂・合成ゴムなど)を、ハケやヘラ・ローラーなどで下地に塗る工法です。
※吹付機で成膜・硬化させる工法もあります。
シームレスな防水層を形成できるのが最大の特徴で、屋上・ベランダ・バルコニーなど、施工箇所を問わずオールマイティーに活用できます。
使用される材料としては、ウレタンゴム系が圧倒的多数。
その他には、FRP系・アクリルゴム系・ゴムアスファルト系とさまざまにあります。
しかし、『アクリルゴム系=外壁防水』『ゴムアスファルト系=土木関連』での需要が多いため、塗膜防水といえば、『ウレタンゴム』か『FRP』と言えるでしょう。
また、塗膜防水の工法には火を使わないため、ニオイや熱が発生せず、環境への配慮も抜群。
住宅街やオフィス街でも、気を使うことなく施工できます。

塗膜防水画像

主な塗膜防水の種類

  • ウレタンゴム防水
    比較的に安価で施工性が高いウレタンゴム防水は現在、国内で広く普及しています。
    液状のウレタンゴムを下地に塗布して仕上げていくため、形状が複雑・凹凸がある箇所でもスムーズに施工できます。

    ウレタンゴム防水について

  • FRP防水
    液状の『軟質不飽和ポリエステル樹脂』に、ガラスマットや不織布などの補強材を組み込んだもの。
    下地に塗布し硬化させることで、積層強化された被覆防水層を形成できます。
    耐久性の高さから、近年急速に需要が伸びている防水工法です。

    FRP防水について

FRP防水

強度・耐水性・成型性に優れた素材

『Fiberglass Reinforced Plastics(繊維強化プラスチック)』を略した名称で、その頭文字から『FRP防水』と呼ばれています。
ガラス繊維などの強化材(補強材)で補強されたプラスチック、という意味を持ちます。

FRPの特性は何と言っても、強度・耐水性・成型性に優れているところ。
船舶や水槽・自動車など、建築以外にも幅広い分野で採用されています。

下地に塗布し硬化させることで、、積層強化された被覆防水層を形成できます。
乾くのが早く工期も短いため、その耐久性と施工性の高さから、近年急速に需要が伸びている防水工法と言えるでしょう。

デメリットは、硬化すればプラスチックになるので、地震などの揺れに弱いことと、再塗装する際には、廃プラスチックが発生すること。しかし、定期的なメンテナンスでトップコートを塗りなおせば、耐久性を長く保たせることができます。

FRP防水画像

主な使用箇所

  • 屋上駐車場

  • 屋上緑化

  • 工場床

  • 一般屋上

  • 集合住宅や戸建て住宅のベランダ・バルコニー

  • 凹凸の多い屋上

  • 各種水槽・プール

ウレタンゴム防水

強度・耐水性・成型性に優れた素材

液状のウレタン樹脂を下地に塗布することで、化学反応を起こして硬化させ、ゴム状の防水膜を形成するウレタンゴム防水。
比較的に安価で、施工性が高いウレタンゴム防水は、現在国内で広く普及しています。
塗膜防水≫のため、形状が複雑・凹凸がある箇所でもシームレスで完全な防水層を形成することができます。

緩衝シートやFRP防水など、他の防水材料と組み合わせることもできるため、性能面・意匠面でも豊富なバリエーションへの展開が可能。

FRP防水画像

ウレタンゴム防水が適している施工場所

基本的に、どの建物・どの箇所にも適しているウレタンゴム防水は、複雑な形状の建物でも施工可能です。
ビルやマンションの屋上・外廊下・外階段はもちろん、戸建て住宅のバルコニーやベランダにもおすすめ。

貯水槽・室外機などの設備が多いところでも、継ぎ目のない美しい防水膜を形成できます。
※ACL(軽量鉄骨)の建物には不向きなケースもあるため、現場の状況を確認したうえで最適な工法を提案いたします。

ご要望によって工法が変わります

ウレタン防水密着工法
1~5年くらい持てばいい/費用を重視したい方
ウレタン防水通気緩衝工法
10~15年くらい防水層を維持させたい方

シート防水

シートを『貼って』完全防水!

ゴムシートや塩ビ(塩化ビニル)シートを、下地に貼りつけて仕上げる工法です。
シートのつなぎ合わせ部分を確実に行わなければ、漏水の原因となるため、技術を要されます。

『塗る』工法の塗膜防水≫ではなく、シートを『貼る』工法。
下地にある凹凸の影響を受けることなく、防水層を均一に仕上げられることが、最大のメリットです。ただし、形状が複雑・狭い箇所である場合や、室外機・貯水槽が複数ある場所には不向きと言えるでしょう。

シート防水画像

シート防水の工法

  • 1: 接着工法
    下地に専用の接着剤を塗布し、防水シートを張りつけていく、一般的な工法です。
    シートと下地が全面接着することにより、耐風圧性に優れますが、下地を完全に乾燥させておかなければならないなど、下地条件には注意が必要です
  • 2: 機械的固定工法
    シートを固定させるための専用ディスクを用いて、防水シートを下地に固定する工法です。
    下地の影響を受けにくく、改修工事時には下地処理が最低限で済み、工期短縮をはかる事ができます。
    機械的固定工法には、意匠性に富んだ『UD工法(先打ち)』と、耐風圧性に信頼が置ける『US工法(後打ち)』の2種類あります。
    建物の状態やご予算・ご要望に合わせて、最適な工法を提案します。

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