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シーリングが黒くなった時のセルフメンテナンス

浴室と壁のすき間、タイルとタイルの継ぎ目、収納ラックの周囲、サッシ廻りなどは、ゴム状のシリコン系充てん剤でシールされているのですが、このシーリング部分というのは、カビが付きやすいという難点があります。

日頃のお手入れとして、きれいな状態を保つのは大切です。もしカビが発生したときには、塩素系のカビ取り剤を使って落としますが、なかまで浸透してしまっている場合には、元通り真っ白にすることは難しく、シールし直す必要があります。

補修には、チューブ入りのシリコン系充てん剤を使用します。
「バスコーク」や「バスボンド」という名称でホームセンターなどでは扱われていると思います。
これらには、マスキングテープや絞り器、へらなどが付属されていて、色ぞろえも豊富にあります。

防カビ材入りとそうでないものがありますので、防カビ材入りを選ぶようにしましょう。
効果の目安は2年程度となっています。

①古いシールをはがす
シールの両側にカッターで切り目を入れて切り取ります。カッターの刃をすき間なく当てて切るのがコツです。
残ったシールはカッターの刃先やヘラできれいにこすり落とし、最後はふき取って細かいくずも払って十分に乾燥させます。

②マスキングする
両端にマスキングテープを貼ってしっかりと定着させます。

③シーリング材を入れる
ノズルをすき間に軽く当てながら、多めに絞り出していきます。次にヘラをすき間にぴったりと当てて、
余分なシーリング材をかき取るようにすーっっと均します。

以上の手順のあと、しっかりと乾燥させた後、マスキングテープをはずすと仕上がりです。
半日ほどたてば、水分がついても大丈夫です。

シーリング工事に関するお問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!

2019.11.20

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